青山学院の院長について

「学院の建学の精神を守る会」が立ち上がり、その会長をお引き受けした奥澤です。まず反響があまりにも大きいことに驚いています。

「守る会」設立に最初からかかわった者として、また、十数年前に敬愛する深町先生が院長に選出されたときにも、選挙が正しく行われるべきだとの声を発した者の一人として、皆さんにお伝えすべき事は多々あると考えています。

「守る会」が喧々諤々どのような運動から始めようかと考えているとき、「青山学院宣教師・学院宗教主任声明」が15名の宣教師・宗教主任の署名入りで発表されました。その勇気ある行動に触発されて「守る会」の姿勢と行動が明確になりました。 。。。
「学院の建学の精神を守る会」が立ち上がり、その会長をお引き受けした奥澤です。まず反響があまりにも大きいことに驚いています。

「守る会」設立に最初からかかわった者として、また、十数年前に敬愛する深町先生が院長に選出されたときにも、選挙が正しく行われるべきだとの声を発した者の一人として、皆さんにお伝えすべき事は多々あると考えています。

「守る会」が喧々諤々どのような運動から始めようかと考えているとき、「青山学院宣教師・学院宗教主任声明」が15名の宣教師・宗教主任の署名入りで発表されました。その勇気ある行動に触発されて「守る会」の姿勢と行動が明確になりました。

「宗教主任声明」のポイントは二つあります。
 1.院長を選ぶべきこと。
 2.理事会の構成が正しくあるべきこと。

皆さん。院長とは何でしょう。私自身は豊田実院長の時代に中等部に入学しましたが、その直前終戦処理のまっただ中、院長事務取扱をされた古坂嵓城先生や脇屋義人宗教主任とか往年の名物先生のお話が聞けたのは私の人生の宝ともなっています。そのころ、青山キャンパスの中には先生方の私邸が何軒かありましたので先生方の普段の姿、生活する姿に人柄の温かさ、大きさも感じることができました。そしてもう一つ、青山学院教会もキャンパスの中にありました。「近所に教会のない人は日曜日には学院教会に出席しなさい。」と先生に言われ私も学院教会に通い高等部一年の秋受洗しました。

院長とは教育者です。人格のすべて、後ろ姿でさえ生徒の模範、指針であるという考えは古今を通じて支持されているのではないでしょうか。青山学院正門の真ん前に国連大学が建ちましたがその最上階の屋根裏部屋ともいえる一室には学長が起居しているそうです。それはヨーロッパの名門大学に普通に見られる形を踏襲しているのです。

青山学院に院長が不在になって2年が経とうとしています。院長が不在ですので教育に関する様々な判断、方針、決定等々について現実には教育の専門家でない理事長が決済する事態が続いています。実はこのことは理事長にとっても不幸な事だと思われますが何故か院長は選出されていません。教職員人事を含め院長という教育の専門家が不在のまま教育をしてはならないと言う方針が、実は青山学院の建学の精神の重要な部分なのです。

「学院では、この建学の精神を具現化させるために、院長制度(同第6 条、寄付行為細則第3 条第2 項(2)、第4 条)と理事のキリスト者条項(同第7 条第6 項)を定めてきました。これらは決して努力目標や原則ではなく、きわめて厳密に遵守されるべき規則であり、これに変更を加えるような事態が起こるなら、それはいかなる理由のもとであろうと学校法人青山学院の教育の根幹を揺るがす忌々しきことと考えます。」とは前述の「宗教主任声明」が述べていることですが、まさしくこのことが私たちの主張でもあります。

院長選考については法人の評議員全員が責任を担っています。三人の候補者を理事会に推挙し、理事会は三分の二の多数決で院長を決定しなければなりません。二年の間、理事会はついに院長を決定できませんでした。不思議なことが起きているとしか言えません。

一刻も早くこの不自然な状態を脱し、青山学院にふさわしい院長が選出されることを願っています。この会はまずそのことを第一の目標としていることを皆さんに理解していただきたいと考えています。