青山学院 第13代院長就任式に列席して

7月1日、13時から青山学院学講堂において山北宣久院長就任式がありました。いずれ詳細についてはご報告する機会もあると思いますが、取り急ぎどのような会であったのかをお知らせしたいと思います。

当然のことながら、青山学院教職員、園児・児童・生徒・学生・院生の方々が心を込めて準備された式であったと思います。冒頭のオルガン前奏ヘンデルの「主に感謝せよ」に導かれて始まった式はすべて礼拝形式で行われました。四ヶ所の聖書朗読、二つの讃美歌は新院長の希望によるものであったようにお見受けしました。二つの讃美歌はチャールズ・ウェスレーのものであることを「就任の辞」の中でもふれられました。式の中心である院長の「誓約」は学院宗教部長の嶋田順好氏が執り行い、証人代表は深町正信前院長がお引き受けになりました。山北氏と嶋田氏が檀上中央に向き合って立ち、 。。。
7月1日、13時から青山学院学講堂において山北宣久院長就任式がありました。いずれ詳細についてはご報告する機会もあると思いますが、取り急ぎどのような会であったのかをお知らせしたいと思います。

当然のことながら、青山学院教職員、園児・児童・生徒・学生・院生の方々が心を込めて準備された式であったと思います。冒頭のオルガン前奏ヘンデルの「主に感謝せよ」に導かれて始まった式はすべて礼拝形式で行われました。四ヶ所の聖書朗読、二つの讃美歌は新院長の希望によるものであったようにお見受けしました。二つの讃美歌はチャールズ・ウェスレーのものであることを「就任の辞」の中でもふれられました。

式の中心である院長の「誓約」は学院宗教部長の嶋田順好氏が執り行い、証人代表は深町正信前院長がお引き受けになりました。山北氏と嶋田氏が檀上中央に向き合って立ち、そのあいだに深町前院長がご自分の愛用の聖書を持って立たれました。山北氏はその聖書の上に左手を置かれました。そしていよいよ新院長が右手を挙げ「神と人との前で、謹んで約束します」と述べられたとき、まさしく新しい青山学院の歴史が再び始まったのだと思いました。歴史がこのとき、新院長にたしかに継承されたのです。お三方が心を込めて「誓約式」を行われたその様は誠に厳粛なものでした。

「就任の辞」の第一声は「この日、このときを与えて下さった主イエス・キリストの父なる神に心から感謝します」という言葉から始まりました。

136年に及ぶ歴史に触れ、様々な状況の中で、いろいろな人が、イエス様が神様に仕えたように行動した事を述べられました。そしてそれは主に仕え世に仕える者としてのあり方を指し示して下さっています。これに習いたいと思います。震災、戦災、人災の続く中で神様に捧げる礼拝が一貫して守られてきたことは非常に大事なことです。これは是非これからも大事に守りたいことです。とくに今は困難な時期、苦しみの多い時、21世紀をこれから担う幼い幼稚園児、初等部の子ども達のことはとくに皆さんと心を合わせて祈っていきたい、と強調されました。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである」のように聖句を引用することも多く、わかりやすい説教を聞く思いでした。

20分にわたる言葉は、「ともに心を合わせ礼拝をして神様に仕えようではありませんか」ということに終始していたように思います。青山学院が様々な困難を抱えていることを充分に理解されているご様子はよく分かりました。それ故に一人一人が心を合わせ、お互いに力を合わせようではありませんか、と繰り返されたのではないでしょうか。

終わり近く、来賓としてご出席下さった学校法人同志社理事長野本真也氏にお礼の言葉を述べられ、同氏が理事長を務める「キリスト教学校教育同盟」や「合同メソジスト教会」のサポートへの謝辞、そして伝道と教育のために学内の「宗教主任」の力が必要なこと、更にご自身が未だ任期途中である「日本基督教団総会議長」他数々の仕事も任期いっぱい務める責任があること、そして「35年間もの間牧師として用いて下さった聖ヶ丘教会にもいましばし仕えることをお許しいただきたい」と。何事によらず正直にお話下さいました。

最後にウェスレーの献身時の祈りを以下のように紹介されました。
「最早、私は自分のものではなく、神よあなたのもの。あなたのみ旨のままにお置きください。みこころのままに組ませて下さい。誰とでも。業においても痛みにおいても、み旨のままに用い、またお捨てください。満たされることも、また乏しいことも、あらゆる所有も、すべての損失も、喜んで真心から全てを捧げます。主の喜び給うご用のために。神は栄光と恵みに満ちみち、父、御子、清き御霊はともに居ましたもう。主は私のもの、私は主のもの。その御名の栄光と賛美のために。アーメン」
そしてこれはまさしく自分自身の祈りでもあると決意を表明されました。

今日の就任式のすべてをお伝えすることはつたない筆ではとてもできませんが、山北氏が11年前、「聖ヶ丘教会110周年記念誌」の巻頭でお書きになっていたことを思い出します。
「教会員が四百名を超える教会なら牧師一人体制には無理がある。しかし聖ヶ丘は無理を承知で教会を形成している。それはみんなが副牧師、伝道師の役を担う自覚と信仰の自立を果たしているからだ。そしてそれによって無牧の教会を一つでも埋めたいと願うからだ。
(中略)
伝道者、献身者を次々と生み出していく教会、そこには熱き祈り、活きた信仰、霊的な礼拝、そして暖かい交わりが不可欠である。これら不可欠なものを神から与えられつつ、共に聖ヶ丘を建てていこうではないか。」
とありました。

この言葉はそのまま今日、山北氏が青山学院に連なるすべての人々に語りたかった言葉ではなかったのか、と今、思います。この困難は一人では乗り切れない、みんなで力を合わせて一緒に祈りましょう、と仰っていたのだと思います。

会長ブログの、まずしい言葉での、取り急ぎの第一報としてお許し下さい。